手打ち十割そばあり、ろくろ体験ありの有田焼の窯元乃利陶窯です。


乃利陶窯器ギャラリー写真

私の住む有田町南川原山は柿右衛門窯跡、樋口窯跡、源左衛門窯跡、ムクロ谷跡と数々の窯跡に囲まれています。
幼き頃から焼き物に感心があり、陶磁器販売のかたわら古伊万里の収集また、2000年からは本格的な作家活動に入りました。付近の窯跡出土品を調査研究する中で、私の求める李朝系の安らぎ感のあるしっとりとした白釉の油壷に出会いました。この白釉に魅せられ、自ら集めた有田の鉱物やミカン灰などを混入したオリジナルの「李白釉」をようやく完成させました。
この李白釉の日常使いの食器を「今の生活スタイルに合うようご提案できれば」と願っております。
 

陶人 樋口憲人 
 
昭和22年 有田町南川原山に生まれる。
昭和60年 乃利陶窯築き、以後ロクロ成型の修得、釉薬、染付、赤絵付、研究を進める。
平成12年 第5回アジア工芸展に初出品 奨励賞 第12回工芸美術爾日工会展入選
平成13年 第84回佐賀県美術協会展 丸田正美賞
平成14年 第99回九州山口陶磁展入選
平成15年 第13回工芸美術日工会展入選
平成16年 第14回工芸美術日工会展入選
平成17年 第555回佐賀県展入選  第37回日展入選
平成18年 第38回日展入展
平成19年 有田陶芸協会、会員になる。
平成20年 第105回九州山口陶磁器展入選 
 
 ミニギャラリー ~先人からの贈り物~ 
 
乃利陶窯ミニギャラリー写真
 
 
 
有田町南川原山の工房跡にて出土した陶片を展示しています。
1630年から1675年くらいの出土品です。
これらの陶片を調査研究することで、いにしえの技や想いを伝承しつつ時代のニーズに合った作品創りを心掛けております。まさに温故知新こそが私の師であり、この一つ一つの陶器の欠けらが “先人からの贈り物” であると思い大切に保管しているのです。
 
工房跡にて出土した陶片写真